私たちはキャリアを資産ととらえ、銀行のような存在でキャリアの運用を支援いたします

*本webサイトでは、「キャリアの銀行Ⓡ」を簡易的に「キャリアの銀行r」と表記する場合があります。

キャリアアップ、セカンドキャリアなどは和製英語。「キャリア」に関する単語は混乱しやすい

仕事の能力を向上させることを「キャリアアップ」と言ったり、これまでとは全く違う職に就くことを「セカンドキャリア」などと言ったりします。これらは和製英語なので、英語のキャリアとは違う意味合いを持ってしまいます。

また、海外から入ってきたときにも、その時々の時代背景や翻訳者の意図などが影響して翻訳されたために、「キャリア」という単語が意味することに対して、皆さんが混乱する事態となっています。

用語の意味を厳密に理解する必要はありませんが、誤解しない程度の理解は、ご自身のキャリアをデザインしていくうえで、ご自身が混乱しないため必要なことになります。少なくとも日本における「キャリア」という単語は「ひとつの意味ではない」と覚えておいてください。特に、キャリア=職業とイメージされている方は注意してください。

参考:キャリアの銀行r が考えるキャリアの定義

「キャリア」という単語は、様々な場面で異なる意味合いで使用されることが多いため、人によって思い浮かべるイメージが異なる、とてもわかりにくい単語となっています。まずは、キャリアの銀行r が考える「キャリア」の定義を、“ChatGPT”の回答と比較しながら提示していきたいと思います。

<ChatGPTの回答>

日本におけるキャリアの定義は、職業的なキャリアと個人的なキャリアの2つに分けることができます。

職業的なキャリアは、一般的には社会的地位や収入を上げるための職業的な経歴を指します。日本では、会社員として一つの企業に就職し、同じ企業で長期間勤めることが一般的でしたが、近年では転職やフリーランスとして活躍する人も増えています。また、職業的なキャリアを積むためには、スキルや知識の習得、経験の積み重ねが必要となります。

個人的なキャリアは、自己実現や幸福感を追求するための人生全体にわたる経験や成長の過程を指します。日本では、これまで職業的なキャリアが重視されがちでしたが、近年ではライフスタイルの多様化や働き方改革の推進によって、個人的なキャリアも重視されるようになってきています。

総じて、日本におけるキャリアの定義は、職業的なキャリアと個人的なキャリアを含めた、個人の生涯にわたる成長や発展の過程を指す言葉となっています。

<キャリアの銀行r の考え>

ChatGPTの回答に同意しつつ、日本におけるキャリアの定義は、「誕生してから現在にいたるまでの個人と社会との関係や、折り合いのつけかたの歴史、起こったこと、一時的に忘れていること、忘れていること、他人だけが認識していること、その全て」とも考えます。

キャリアは金融資産と同じ“資産”です。しかも、個人視点からすると目減りすることがない“資産”です

企業から見た「個人のキャリア」は、実務をこなす“個人の能力”です。個人の人生は含まれません。人事評価では、企業が求める実務に対する、①実務遂行能力 ②利益貢献度 ③将来的に企業側が得られるであろう貢献(期待)など、大枠でまとめると「組織への貢献」が必ず評価されます。

一方で、企業が求めない実務に対する個人の能力や経験、ましてや個人の生活力や家族への貢献度などは評価されません。企業に求めらるものは「キャリア」ではありません。その企業が決めた理想の「組織貢献力」です。

一方、個人から見た「個人のキャリア」は、誕生してから現在までの個人そのものです。生きている限り増えることはあっても減ることはありえません。「キャリア」の中に「組織貢献力」が入っています。しかも「組織貢献力」は複数入っています。

程度の差はあれ、勤めていた会社だけでなく、これまで属してきたコミュニティー(家族、友達、学校、部活、ボランティア活動など)ごとに求められていた「組織貢献力」があるイメージです。

目減りすることはないが、活用できない/運用できない日本人が多い

キャリアアップ、キャリアチェンジ、セカンドキャリアという単語を使っていると、新しいことだけに囚われてしまい、過去のことはリセットする、人によっては捨てる/無駄にするといった意識になってしまいがちです。

現在ご自身の目に見えている「組織貢献力」は、今の企業が決めた理想の「組織貢献力」です。ご自身のキャリアの中にある一部でしかありません。目減りすることのないキャリアを棚卸しすることにより「隠れ資産」を掘り起こし再評価し、活用することができます。

世界のキャリア理論を日本のために

世界には研究され実証されているキャリア理論が数多くあります。日本にも伝わり活用されつつありますが、指摘した「キャリア」の意味問題により、有効に働いていると言えないケースが多々見受けられます。

私たちキャリアの銀行r では、世界のキャリア理論を日本人が活用するために必要なローカライズを施し活用します。特に、多くのキャリア理論は米国人が構築しているため、米国と日本の文化背景の違いを意識したローカライズに取り組みます。

私たちはキャリアを資産ととらえ、銀行のような存在、日本に即した世界のキャリア理論で、皆さまのキャリア資産の棚卸し/掘り起こし、効果的な活用/運用を支援いたします。

「Ⓡ」がついているのは商標だけではなく、銀行法を意識しているから
キャリアの銀行Ⓡには、Ⓡがついています。もちろん「キャリアの銀行」は商標登録されていることを示しているのですが、それだけではありません。実は、銀行法を意識してⓇを(上付き文字記号)にせずに目立つようにキャリアの銀行Ⓡとしています。

銀行法*では「第六条2 銀行でない者は、その名称又は商号中に銀行であることを示す文字を使用してはならない」と定められています。本来ならば「キャリアの銀行」という名称は使えないことになります。しかし、「キャリアの銀行」は商標を登録できたので使用可能です。

関係者の方からの誤解を避けるために「キャリアの銀行Ⓡ」と表記することにより、正式に商標、つまり「公的機関より使用権利を認められて使用しています」と明示することにしました。
このような理由により、「キャリアの銀行Ⓡ」と表記しています。

*銀行法(ぎんこうほう、昭和56年法律第59号)は、銀行に関して定めた日本の法律銀行の業務の公共性に由来する信用維持、預金者保護などと、金融の円滑のための銀行業務の健全、適切な運営を確保することを目的とする(1条)。銀行業に関するいわゆる「業法」である。

*本webサイトでは、「キャリアの銀行Ⓡ」を簡易的に「キャリアの銀行r」と表記する場合があります。