我々は自分探しの先生です。

キャリアの銀行Ⓡは、皆さんのキャリア資産を倍以上に増やす銀行です。キャリア資産とは、仕事における技能と経験だけではなく、試練に立ち向かうための方法論も含みます。

ミドル・シニア世代であれば、既に身についているモノばかりですが、多くの方は存在を忘れています。忘れているので、引き出すこともできません。大変もったいないことです。引き出せれば皆さんのキャリア資産は倍以上になります。

一つの方法を提示します。

自己理解を得るために「ジョハリの窓」を使うことは、メジャーな手法のひとつです。研修やワークショップも多く存在するので是非ネットで調べてみてください。

「ジョハリの窓」を簡単に説明します。

「ジョハリの窓」とは、自分と他人の軸と、知っている、気づいていない(知らない)の2つの軸で自己理解の程度を整理する表です。

開放の窓を広げていき、未知の窓の領域を少なくすることで①未発見の才能 ②無意識の感情 ③潜在的な能力を顕在化して可能性を広げていきましょう!というものです。

開放の窓を広げるためには、「自己分析」をした内容を伝えていくこと、「他己分析」された内容を受け入れることが必要となります。簡単に思えますが、他己分析された内容を得ることが大変難しくもあります。少し整理します。

自己分析をする方法

①キャリアコンサルティング/カウンセリングを受ける ②自分で内省する ③各種診断テストを受ける

問題点:他人に伝えるためには言語化が必要ですが、以上の支援や手法で、十分な言語化まで行うことは希です。

他己分析をする方法

他人に自己開示をして聞いてもらい、フィードバックをもらうのが一般的です。多くの場合、家族や友人、知人に話を聞いてもらい、知っていることだったか否か、他に感じていることはあるのか等を教えてもらうことになります。

問題点:こちらも言語化は必要ですが、それよりも重要な問題を含んでいるため、必ずしも効果的な内容を得ることはできません。

  • 自己開示の難しさ
    ・家族や友人、知人に言えなかった秘密や弱みを自己開示をするのは抵抗があります。
  • 受け止める難しさ
    ・何を言われるかわからない状況でも、怒ったり否定したりすることなく、素直に聞く姿勢を保つことが必要となります。
    ・特に家族からの好き放題言われるフィードバックは、受け入れるどころか、聞くだけでも辛いことが多々あるかと思います。
  • 気づきが薄い
    ・家族や友人、知人はカウンセリング理論を身につけていませんし、効果的なフィードバック手法を知りません。多くの気づきを得ることは期待できません。

それを解決する支援が、キャリアの銀行Ⓡが提供する「自分史制作支援プロジェクト」です。「自分史制作支援プロジェクト」では、自分史の制作支援を通じて、以下の3つが可能になります。

  1. 言語化された自己分析を得ること
  2. 言語化された他己分析を得ること
  3. 自己評価と他己評価を統合した社会的自己を受け入れる支援を得ること

キャリア資産とは、人生の彩りです。職業人生で得た技能と経験、そして試練に立ち向かうための知恵が織りなす、自身の物語に刻まれた多彩な宝物です。

多彩な宝物は、自分を深く理解すること(自己理解)で、目の前に引き出すことができます。可視化できれば、自然と自分の強みや特徴を語る力が高まり、それによって他人に自分の価値を伝えることができます。

この価値を理解されることが、適切な機会や人間関係を引き寄せ、結果として成功へと導くことになります。

*自分史制作支援プロジェクトでは、クライアントの言葉の奥行きに心を寄せ、その人生の経験に共鳴しながら、半生を紐解く自分史制作を支援するため、ナラティブ・アプローチを重視しております。